聖なる大河ガンジス。もし、あなたがインドに行こうと思うなら、ヒンドゥー教最大の聖地バラナシへガンジス川を見ようと訪れるかもしれません。また、バラナシの街中はあなたがヒンドゥー教徒でなくても、神秘的な雰囲気が漂ってることを感じとれると思います。もしかしたらその雰囲気にのまれて、インド人がやっているように沐浴をしてみたいと思うかもしれません。
旅行・旅の楽しみは新しい経験をすることにチャレンジしたいというのはわかりますが、、、ヒンドゥー教徒のインド人と同じように沐浴するのは避けたほうが賢明でしょう。
でも、あなたの体はあなたが思っているより強くありませんよ。
ガンジス川には家庭から出た汚水が流れ込み、川岸には多くの人が体を洗ったり、洗濯をしてたり、牛が行水してたり。また、水辺にはゴミ、下手したら近くで荼毘にふされた人が川に流されているのを目撃するかもしれません。それ故、水に含まれる大腸菌は非常に多く、日本人の免疫力では到底太刀打ちできません。体に傷があればそこから、口から入れば。。まぁ、大変なことになりますね(笑)
インド滞在中はペットボトルの水を買う、屋台で売られている食べ物は買わないなど注意していました。物価も高くなく、屋台で売られている様々な食べ物を試してみたかったのですが、インドに行くと体調を崩す、また、腹を下して寝込んだなどの話を聞いていたので、食べ歩きをすることを我慢していました。レストランでも出された水を飲まないなど注意をしてました。
それらを注意していたのにも関わらず、腹の調子が、、完全に回復するまでに2か月から3か月ほどかかりました。初めの2、3日は頻繁にトイレに行き、回復するまではずっとおなかが緩い状態でした。現地のインド人に聞いた話によれば、レストランでも調理する水にガンジス川の水を使うところもあるという話を聞き、あー。。あそこのレストランのベジタブルカレーだったのかなぁ、、と思い当たることはありました。
この場合、どうやって注意したらいいんでしょうね?(笑)
バラナシへの訪問がいい思い出になるように、ガンジス川の水には気を付けてくださいね。まぁ、体に自信があるなら沐浴することも良い経験、また、それによって、体調を崩したとしても時間が経ち体調が回復すればそれもまた良い経験になりますね(笑)